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いだてん三島弥太郎(小澤征悦)の実在モデルは?2人の妻と子供も超エリート?








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2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」に小澤征悦さんが出演されます。

役どころは主演、金栗四三(中村勘九郎)と一緒にオリンピックに出場した、三島弥彦(生田斗真)の兄、三島弥太郎

日本人初のオリンピック選手となった人物の兄はどんな人だったのでしょうか?

三島家の家系、家柄、取り巻く人たちの経歴はかなりのエリートのようです。

あらすじネタバレ含めてご紹介いたします。

「いだてん」小澤征悦さんの役どころ


主人公、金栗四三の盟友で、日本人初のオリンピック選手に選ばれた三島弥彦の兄。

父は元警視総監。子爵の名家に生まれた、国際経験豊かな銀行家

のちの第8代日本銀行総裁で、子爵を授かった貴族院議員でもあった。

名家の当主として、スポーツに明け暮れる弥彦に手を焼く。

三島弥太郎の実在モデルについて


小澤征悦さん演じる三島弥太郎(みしまやたろう)は実在した、同姓同名の人物です。

弥太郎の字は「彌太郎」と書きます。

 

三島彌太郎は慶應3年(1867)5月4日、父、三島通庸と母、三島歌子の長兄として、薩摩国鹿児島郡鹿児島城下高麗町上の園(現在の鹿児島県鹿児島市上之園町)に誕生。

 

7歳のとき東京神田の小川町学校入学。その後すぐに同人社分校に通います。

9歳のとき近藤真琴の塾で学び、

13歳のときに山形県師範学校へ。

15歳のときに同校を卒業。

17歳のとき駒場農学校に入学。

 

18歳のとき成績首位で官費生として渡米
西フィラデルフィア中学を経てマサチューセッツ農科大学(現在のマサチューセッツ大学アマースト校)に入学し、農政学を学びます。同大学卒業後、コーネル大学大学院で害虫学を学び、修士の学位を受けるものの、神経痛を発症して余儀なく退学

 

帰国後、1897年(明治30年)、第2回伯子男爵議員選挙で貴族院議員に当選

鉄道国有化を実現させました。

 

1898年(明治31)~1899年(明治32)
国民新聞に掲載された徳冨蘆花(とくとみろか)の小説「不如帰」の登場人物、川島武夫のモデルに。
最初の妻、信子が病気で離婚させられたのがモデルとなった本作「不如帰」は、のちに出版されてベストセラーとなった。

 

また横浜正金銀行頭取を経て、1913年(大正2年)2月28日には、第8代日本銀行総裁に就任

1919年(大正8年)急病により現職のまま逝去。51歳でした。

父母と兄弟について

父・三島通庸は、薩摩藩士・三島通純の長男として生まれ、「鬼県令」「土木県令」と恐れられた警視総監を務めるまでの人物でした。

母・歌子は、士族柴山権助の娘でバツイチ。父、三島通庸とは再婚でした。

 

妹で長女の園子さんは、秋月左都夫(あきづきさつお)夫人。
日向国生まれの外交官。宮内省御用掛、正三位・勲一等に嫁ぎました。

 

妹で二女の峰子さんは、大久保利通の次男牧野伸顕(まきののぶあき)夫人。
娘の雪子は吉田茂夫人になったため、麻生太郎は玄孫にあたります。

 

妹で三女の竹子さんは、日高栄三郎夫人。

 

妹で四女の鶴子さんは、日野資秀(ひのすけひで)伯爵の後妻。
明治期の宮内官、政治家、華族。貴族院伯爵議員。

 

妹で五女の千代子さんは、西村寅三夫人。
国際法学者。東京商科大学名誉教授。

 

妹で六女の繁子さんは、中村進午(なかむら しんご)夫人。

 

弟で二男の弥吉さんは、財閥村井吉兵衛の娘久子の婿養子になり村井弥吉となりました。

 

弟で三男の弥彦さんは、オリンピック陸上選手
鍋島直柔子爵の娘文子と結婚。

 

弟で四男の弥十二三は、岡弥十二となりました。

 

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妻と子供について

三島彌太郎の最初の妻は大山巌(おおやまいわお)の長女信子です。

大山巌は階級は元帥陸軍大将。また2代目大警視、陸軍大臣(初代・第3代)、陸軍参謀総長(第4・6代)、文部大臣(臨時兼任)、内大臣(第5代)、元老、貴族院議員を歴任されました。
西郷隆盛は従兄弟にあたる薩摩藩士でもあります。

妻の信子は結婚後まもなく結核にかかってしまい、大山家に引き取られ、そして協議離婚となりました。

 

離別した後、華族、陸軍軍人の四条隆謌(しじょう たかうた)侯爵の三女、加根子と再婚

長男の三島通陽は小説家。
長女の寿子は、華族で政治家の阪谷希一と結婚。
二男の通隆は、越英之介の娘隆子と結婚。
二女の梅子は、演出家の土方与志と結婚。

さいごに

いだてんに登場する、日本人初のオリンピック選手三島弥彦の兄、三島弥太郎は、第8代日本銀行総裁、貴族院議員などになった超エリートでした。

三島家は薩摩藩士の家系で、両親をはじめ、妻となった人物や子供や子孫までも、国家機関や華族などとの結びつよく、総理大臣や政治家など名の知れた人物ばかりという名家でした。

超エリートという言葉では足りないお家柄の出身でした。

小澤征悦さんがどのように演じられるか!?「いだてん」楽しみでなりません。

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