高橋朱里が所属する韓国事務所のウリムってどんな会社？移籍理由は？

AKB48でチームBのキャプテンを務める、高橋朱里(たかはしじゅり)さんが卒業を発表しました。

更に衝撃的なのが、卒業後に韓国の芸能事務所に移籍するということ。

移籍先の所属事務所はウリム(Woollim)エンターテイメントという会社です。

Kpop好きの方なら、聞いたことのある有名な会社ですが、今回は韓国のことをよく知らないけど、移籍してじゅりちゃん大丈夫なの？？と心配されているファンの方にウリムがどんな会社なのかご紹介します。

また後半では移籍のきっかけになったであろうPRODUCE48(プロデュース48)での功績や、なぜウリムを選んだのかなどについてもまとめますので、楽しみながら読んでいただければ幸いです。

ウリムってどんな会社？

会社名：Woollim Entertainment
韓国語で：울림엔터테인먼트

2003年9月に設立された、芸能事務所です。

元々は演奏者からマネージャー業で成功したイジュンヨプ氏(現代表者)が設立しました。途中韓国で3大事務所と言われているSMエンターテイメントの子会社になったり、そこから出たりとちょっと複雑な時期もありましたが、2016年6月14日より芸能事務所 兼 アルバムなどを作成するレーベルとして独立を果たしています。
※完全独立というよりも、いまだに関係はあります。

ウリムエンターテイメントの事務所社屋は、2014年に建てられた社長個人の建物なんですが、練習室やレコーディングルームなども完備された便利な建物になっています。

住所：ソウル特別市 麻浦区 城山洞 58-9

ウリムにはどんなアーティストが所属してる？

INFINITE

2010年にデビューした一番の大御所。「ネコハジャ(Be Mine)」は一度聞いたら忘れられなくなる中毒性の高い曲で、いまだにいろんなアーティストがカバーします。(サバイバル番組での課題曲としても)

ちなみにウリムエンターテイメントは今でこそ中堅の芸能事務所ですが、INFINITEがデビューした当時は本当にお金がなく、社長とアーティストが寝食を共にしていたそうです。

会社の立ち上げ資金はイジュンヨプ氏が、釜山からバイトで貯めて買った片道切符でソウルに上京し、いくつもの仕事を兼任しながらお金を貯めたお金でした。元々が演奏者で「良い音楽を世の中に届けたい！」という想いで会社を立ち上げているため、夢を叶える為なら無駄なお金を使わないというモットーで一緒に頑張ってきたのでしょう。

だからINFINITEデビュー当時のMVにはそんなにお金を使ってないけど、良い曲を届けたいという想いが込められています。

LOVELYZ

ソロで成功したメンバー数人を含んだガールズグループ。2014年11月にデビューしましたが、その3年前から「そろそろガールズグループが出る、出る」と言われてやっとデビューしたグループ。

メンバーのKEIちゃんは人気音楽番組MUSIC BANKのレギュラーMCをしています。

[190301] Music Bank Twitter Güncellemesi

Kei ve Won Myeong ❤️❤️❤️ pic.twitter.com/SFWM7MuTFw

— Lovelyz Turkey (@LovelyzTurkey) 2019年3月1日

GOLDEN CHILD

ウリムピックという単独リアリティ番組から選ばれたメンバーで、2017年8月に正式デビュー！

INFINITEの弟グループとして(実際にINFINITEメンバーの弟がいます)、大人気に！

その年のMAMAで新人賞のメンバーにノミネートされました。

有名な3グループをご紹介しました。

3グループの曲を聴くと、共通点があります。

それはどこか懐かしいメロディーであること。実は音楽家である社長が70～90年代の音楽が大好きで、その頃の曲調を意識した曲作りをしているんだとか。

そして重要となるのが誰とユニットを組むか！？ですよね。

今ちょうど活動中のIZ*ONEメンバーにウリムの練習生が2人入っています。

①クォンウンビ

②キムチェウォン

恐らくこの二人のIZ*ONEとしての活動が2021年の春までなので、その後ウリムからガールズグループを作るとしたら、ここのメンバーに入る可能性が高いです。
※IZ*ONEは2020年の春から他のグループ活動と兼任して良いとなっているので、デビューが早まる可能性もあります。

そうなると、プデュファンにはたまらないグループが出来そうですよね。

気になる！高橋朱里の移籍理由は？

やはり韓国の人気サバイバル番組PRODUCEシリーズのシーズン3、「PRODUCE48(以後プデュ)」に出演したことが理由として考えられます。

プデュが放送されたのは、2018年6月15日～8月31日。

色々な課題曲にチャレンジし、国民からの人気投票で最後まで残った選ばれし12人がIZ*ONE(アイズワン)としてデビューを果たしました。

残念ながら高橋朱里ちゃんはIZ*ONEには入れませんでしたが、日本のAKBグループからは宮脇咲良さん・矢吹奈子さん・本田仁美さんがメンバーに加入しました。

最終メンバーに残れなかった悔しさをバネに、韓国でもう一度頑張りたい！！そう思ったのかもしれません。

何より、プデュ出演前のインタビューで「私が考えているアーティストの一番は、韓国のアイドルなので。世界最高のアイドルになりたいです。」と話していたことから、元々韓国のアーティストさん達に憧れていたことが分かっています。

ちなみに高橋朱里さんの移籍は、ウリムエンターテイメントからのスカウトだったそうです。

高橋朱里さんはプデュ出演時の対応がすごく評価されている為、日本人を入れるならオーディションも良いけど、元々プデュを通して認知度の高いメンバーをスカウトした方が早いという考えでキャスティングされたんだとか。

プデュにはたくさんの人が参加したのに、選ばれた朱里ちゃんってすごいですよね。

PRODUCE48での高橋朱里ちゃんの成績

さてここからは、プデュを見ていなかった方の為に、もしくは思い出したい方の為に高橋朱里ちゃんのプデュでの成績をご紹介します。

まず参加前の意気込みとして「出演する事がゴールではなくて、この経験を通して、大きくなって沢山の方にとっての希望のような存在になりたいです。」と語っていた朱里ちゃん。

プデュ第一話では、韓国のアーティストに対する尊敬の思いや勉強してきた韓国語を披露し視聴者を驚かせました。

프로듀스48 타카하시 쥬리

첫 인사는 한국어로!#타카하시쥬리 #高橋朱里 #프로듀스48 #AKB48 pic.twitter.com/uCqb0cfgJ8

— 쥬리의 미소⭐️ (@1003Juri_kr) 2018年6月17日

第二話ではクラス分け(A～Fクラス)のテストでBLACKPINKの「Playing with fire」を披露。日本人メンバーでは珍しい高評価のBクラスに配置されます。

第三話では、第一の課題「ネッコヤ」の自撮り動画評価でBクラスからAクラスにランクアップし、センターエリアでステージを終えます。

第四話では第2の課題グループバトルにてAOAの「SHORT HAIR」を披露。

第五話の第1回国民投票では、18位に入り喜びの言葉を韓国語でスピーチしました。

第六話ではあまりカメラに写りませんでした。

第七話はポジション評価の課題でBLACKPINKの「DDU-DU DDU-DU」を披露！

第八話では第3の課題で「I AM」を割り当てられ、仮のセンターとして活躍します。「Short Hair」の時もセンターを担当し、トレーナー達からすごく怒られた朱里ちゃんですが、ここでは韓国語の発音やラップを褒められる成長ぶりを発揮。

そして第二回国民投票で20位に入ります。

第九話では少しずつ実力も認められ、カメラ分量(カメラに写る時間)も増えてきます。

第十話で「I AM」を披露。センターはアンユジンちゃんに譲りますが、ラッパーとして新しい道を開きます。

第十一話の第3回国民投票で17位を記録しますが、デビューラインは12位。もうひと踏ん張りが必要。最後の課題曲が「好きになっちゃうだろう」に決定。日本語の課題曲ということで、メンバーに今までの恩返しに…と日本語の発音を教えます。

そしてこの時に脱落したキムシヒョンから「私に初めて生じた日本の友達はジュリよ」と言われ、泣くシーンが放送されます。

最終話で「好きになっちゃうだろう」を披露。

最終投票の結果では前の週から1ランクUPを果たし、16位になりますが、惜しくもデビューラインには入れず。

というわけで、4回も国民投票でふるいにかけられたのに、最後の最後まで専攻メンバーに残っていた人気メンバーだったことが分かります。

最後に

今回は高橋朱里さんの卒業とウリムへの移籍報道を受けて、高橋朱里さんの韓国での活躍ぶりをプデュを通してご紹介しました。

元々韓国が大好きで、韓国語やKpopアーティストの研究もしていた朱里ちゃんなら、韓国での活動は自然な流れかもしれませんね。

ちょっと寂しいし、ちょっとうらやましいけどｗ、活躍を応援したいと思います！

最後までお読み下さり、ありがとうございました。