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      2018/09/27

まんぷくのモデルは安藤百福とその妻!タイトルの由来もチェック!








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平成30年度後期NHK連続テレビ小説「まんぷく」のヒロインに安藤サクラさん、他キャストが決定しました!物語はインスタントラーメンの生みの親、日清食品の創業者安藤百福さんとその妻仁子さんの半生がモデルです。脚本は福田靖さんが手がけます。どんな内容になるのか?またモデルの人物像について調べてみたのでご紹介いたします。

「まんぷく」のあらすじ

戦前の大阪。三人姉妹の末っ子で、貧しいながらも愛情をいっぱい受けておおらかに育ったヒロイン・福子。父を早くに亡くしていたため、家計を支えようと、女学校を卒業したあと、ホテルの電話交換手として働くことに。

時々失敗しながらも懸命に仕事に励む福子だったが、楽しみにしていたことがあった。それは間近に迫った長女・咲の結婚。次女の克子が早くに結婚して家を出ていたため、宝飾店で働いて女学校に出してくれた咲に恩返しをしたいと、結婚式を華やかに祝うための方法を考えていた福子。

そんな時に出会った運命の人がバイタリティーあふれる青年実業家・萬平だった。やがて二人はに落ち、結婚することになる。

 

しかし!!
萬平は幻灯機や根菜切断機の製造、製塩、食品加工、金融など、次から次へと事業を手がけ、大成功したかと思えば大失敗、敗者復活戦の繰り返し。浮き沈みの激しい生活に・・・

「日本一の商売人」を目指して前に進み続け、穏やかな生活など考えもしない夫。
武家の末えいで、“商売”に理解が乏しく、娘の結婚生活に口を挟まずにはいられない母。
その間に立たされて、子どもを育てる福子に必要なのは、究極のマネージメント能力

初めは夫に振り回され、耐えるだけだった福子は、やがて夫を支え、背中を押し、引っ張っていく強い女になっていきます。

そして、すべてを失ったどん底からの最後の敗者復活戦、ついに夫婦は「インスタントラーメン」を創り出す。それは世界の食文化に革命を起こす大発明だった!

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タイトルの由来

物語のヒロイン「」と、実業家の夫「」の夫婦の名前を合わせたそうです。

インスタントラーメンをこの世に生み出した、食と幸せのシンボル満腹という意味と、日本の朝に「福=幸せ」がたくさんあふれますように、という素敵すぎる願いも込められているそうです。

脚本家の福田靖さんについて

1962年、山口県徳山市(現・周南市)出身。劇団主宰を経て脚本家デビュー。
2001年のフジテレビドラマ「HERO」で大ヒットを記録し一躍話題の人気脚本家に。
その後も「海猿」シリーズや「ガリレオ」シリーズ、NHK大河ドラマ「龍馬伝」など、数々の人気作品を手掛けてきた日本屈指のヒットメーカー
口述筆記で脚本を創作されています。

「まんぷく」のモデルは誰!?

インスタントラーメンの生みの親がモデルとなった「まんぷく」は、連続テレビ小説は第99作目。

いまや世界中で年間1,000億近くも人々の口に入る、インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福さんとその妻、仁子さんの半生をモデルにした物語です。

このお二人は一体どんな方だったでしょうか?

安藤百福さん

 

安藤百福(あんどう ももふく)
生年月日:1910年(明治43年)3月5日
出身:日本統治時代の台湾。

1948年(昭和23年)(株)中交総社(後の日清食品)を設立。
日清食品の代表取締役社長、代表取締役会長、創業者会長を歴任。

幼い頃から数字に異常なほど強い興味を持っており、足し算・引き算・掛け算を習得したそうです。

義務教育を終えると、祖父の繊維問屋の手伝いや図書館司書を経て、1932年に繊維会社「東洋莫大小(とうようメリヤス)」を設立

1933年には、大阪市にメリヤス問屋「日東商会」を設立。

実業家として活動する傍ら、立命館大学専門部経済学科で学ぶ(1934年3月修了)。

1996年10月、同大学から「戦後のベンチャービジネスの卓越した成果」を称えられ、誉経営学博士号を授与

 

1946年、疎開先から大阪へ戻り、泉北郡大津町(現在の泉大津市)に住むことに・・・
戦後の食糧難の中で「衣食住というが、食がなければ衣も住もあったものではない」という思いを抱き、食品事業を手掛けることを決意。
この想いが原点となり、後に日清食品の企業理念食足世平(食足りて世は平らか)」が誕生。

 

1948年12月、GHQに脱税の嫌疑をかけられ、裁判の結果年間の重労働の刑に。

事業において地元の若者を雇い、「奨学金」として現金を支給していたが、奨学金は所得であり源泉徴収して納税すべきであるのにそれを行わなかったというのが理由

刑に服しているときに、個人名義で所有していた不動産は全て没収され、GHQは安藤さんの名を挙げて「納税義務に違反した者には厳罰を処すという内容の談話を発表。これを後に「みせしめに使われたようだ」と述べていらっしゃいます。

安藤さんは法学者の黒田覚の支援を受け、弁護団を結成して処分取り消しを求める裁判を起こすも、GHQ側は「訴えを取り下げれば釈放する」と取引を持ちかけてくきたが、当初は断固裁判を継続する覚悟を固めていたが、最終的には大阪に残した家族の生活を案じ、取引に応じて訴えを取り下げ釈放されました。

収監中に安藤は営んでいた事業を整理・・・事業家としての人生は振り出し、無一文になりました。

無一文となった安藤さんは自宅敷地内に小屋を作り、かねてから構想を抱いていた即席めん作りに取り組みます。そして1958年の春にインスタントラーメンの開発が完了

貿易会社を通じて試作品をアメリカに送ったところ注文が入り、日本で発売する前に日本国外への輸出が行われました。同年の夏に日本で「チキンラーメン」という商品名で販売開始1962年特許を取得されています。

安藤百福さんがモデルとなった「萬平」を長谷川博己さんが演じます。

妻・仁子さん

安藤仁子(あんどう・まさこ)
生年月日:1917年(大正6年)8月16日
出身地:福島県

父、安藤重信、母、安藤須磨の娘として誕生。
安藤家は福島県の二本松神社の神主の家系で名門。

大阪の全蘭会高等学校を卒業後、財界人の社交場「大阪クラブ」で受付をし7歳年上の実業家、呉百福(安藤百福)さんと知り合う。

百福さんの一目ぼれ、見初められて昭和20年に結婚

妻の仁子さんがモデルとなったヒロイン「福子」は安藤サクラさんが演じます。

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NHK連続テレビ小説「まんぷく」は日清食品の創業者がモデルとなる作品です。戦後の食料が乏しい時代に即席めんを開発した安藤百福さんの功績は大きいですね。

なんてったってインスタントラーメンは現在、世界で年間1000億をも食されているのですから。ヒロインに抜擢されたのは安藤サクラさん。同じ名字なのは何か意味があるのでしょうか?

朝ドラ見逃せん!!

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